うつ克服カウンセラーの椎名優介です。
次のようなご相談をいただきました。
「新しい上司と合わなくて辛いです。
私は、人間関係が大切で、
楽しく気持ちよく仕事をしたい。
でも、新しい上司は目標達成のためなら、
言いづらいことも、平気でゴリ押しして、
押し切ってしまう。
価値観が合わなくて、
ついて行けないんです。
どうしたらいいでしょうか…」
上司とのよい関係は、
仕事をしていく上で大きな力になります。
だからこそ、
上司と合わないと非常に辛い状態に、
陥ってしまいます…
それでは、
この状態から抜け出すためには、
どうすればいいのでしょうか?
それは、
視点を変えてみる
です。
人間関係が上手く行かない時、
相手がなぜそのような行動を取るのか、
理解できていないことが多いです。
関係改善を諦めて自分の殻に閉じこもる前に、
やれることはたくさんあります。
例えば、こんなことを試してみてください。
※落ち込んでいる時は、1人ではやらないで下さい。
上司の着ぐるみに入るようなイメージで、
上司になりきってみます。
どんな感じで周りが見えますか?
普段のあなたとどんな違いがありますか?
こう言うと、
「嫌いな上司になってみるなんて…」
と、抵抗を感じるかもしれません。
なぜ、
あえてこういうことをするのかと言うと…
実際に上司の側に立って、
ものごとを見てみると、
一瞬で「ものの見方」が変わることがあるからです。
頭の中で考えて上手く行かないときは、
身体を使ってみましょう。
そして、
「いったいこの人はどんなことを考えているんだろう。
ちょっと覗いてみよう!
嫌だったら出ればいいんだし!」
と、ゲーム感覚でやってみると、
やりやすいかもしれません。
そして、
上司のなかに入ってみて、
あなたがイライラしてしまう上司の行動を、
実際に体を動かしてやってみます。
その時、どんなことを考えて、
どんな気持ちがするでしょうか。
上司になりきってみると、
上司のふるまいの背景にあるものに、
気づくかもしれません。
例えば、
「上司は上司で、
絶えずプレッシャーをかけられてるんだな…」
ということもあれば、
「チームのためって言ってたけど、
やっぱり自分のためじゃないか…」
ということも、あるかもしれません。
私が、本当に嫌いな上司の中に、
入った時のことです。
焦点が合っていなくてびっくりしました…
じっと私の顔を見ているようで、
何も見ていない。
私の表情ではなく、
後ろの壁を見ているようでした。
そして、
周りにいる人たちが、
人間と言うより、ロボットのように見えました。
「あ、そんな風に見えてるんだ…
それじゃあ、意見を聞き入れる気にも
ならないはずだ…」
と感じました。
また、
パワハラに苦しんでいた方は、
こんなことを言われました。
味方だと思っていた人の中に入った時…
「『いざとなったらあなたを守る』
って言ってたのに、
そんな気は全くないことが分かって、
愕然としました…」
「その言葉を支えに、
パワハラに耐えてきましたが、
結局、
色んな人にいいように利用されていたことが分かり、
バカバカしくなりました」
「会社に未練がなくなりました。
もう辞めてもいいかな、
と、思えるようになりました」
相手の中に入ってみると、
いろいろなことを感じる方が多いです。
すると、
自分の視野が広がり、
これまで考えつかなかった選択肢が見えてきます。
どうしていいのか分からない時は、
視点を変えてみましょう。
心理療法には、
視点を変えるための技法がたくさんあります。
こういった技法も、
セッションの中でお伝えしています。
「新しい上司と合わなくて会社が辛い」
「どうしていいのか分からない」
といったことでお悩みの方は、
お試しカウンセリングへお越しください。
今の辛い状態から抜け出し、
自分らしい人生を歩みたいと
考えている方は、
お試しカウンセリングを
お申込みください。
今の状況をしっかりお聴きして
どういうことに取り組んでいけばいいか、
ご説明させていただきます。
気持ちが楽になり、
この先のヒントが得られるかも
しれません。
分からないことがあれば
遠慮なくお問合せください。
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