うつ克服カウンセラーの椎名優介です。
次のようなご質問をたびたびお受けします。
「椎名さん、
カウンセリングで【変わる】って、
どんな感じなんですか？
どうなったら変わったって
分かるんでしょうか？」
カウンセリングに取り組もうか
検討しているときに、
多くの方が気になるところではないでしょうか。
もちろん一概には言えないのですが、
私は
【気がついたら、感じ方、反応が変わっていた】
といったところを目指しています。
今日、特にお伝えしたいのは、
思考よりも、
感情や身体の感覚を感じることの重要性
です。
どれだけ、
自分を感じることができるか。
どれだけ、
自分を受け止め、
いたわり、
愛してあげることができるか。
カウンセリングに限らず、
人生の流れを変えるレベルの変化を
作り出したいとき、
思考、理論や理屈は、
あまり重要ではない、、、、
というと言い過ぎかもしれませんが、
それよりも、
感じることを、
数倍、数十倍、数百倍、
大事にしています(^^)
なぜかというと、
思考、理論、理屈の方が、
なじみがあるので、
そっちに偏りやすいんですね。。。
バランスが大事なので、
あえて、
感じることが超重要！と言っています。
例えば人を動かしたいという場合、
どれだけ精密なロジックを組み立てても
どれだけ正論を言っても、
それだけでは人は動きません。
人が動くのは、
感情が動かされたとき
です。
同じように、自分が動くのも、
正論や論理ではなく感情なのです。
もちろん、
理論や理屈を知ることは、
とても重要ですし、価値があります。
なんとも表現しづらい生きづらさに、
例えば、HSPやACといったラベルがつくことで、
楽になることは多いです。
その上で、ですが・・・
心理の知識は現実に使ってこそ、
意味があると私は思っています。
「なるほど、そういうことか」
で終わってしまっては、
もったいないんです。
例えばサッカーが上手くなりたいなら、
ボールの蹴り方、止め方、
ドリブルの方法、
パスの方法、
シュートの方法、、、、などを、
どれだけ本やネット、動画教材などで
学んでもダメで、
実際に体を動かして
やってみる必要がありますよね。
しかも、
何度も何度も繰り返し、
体が覚えるまで。
さらに付け加えると、
ボールを使った練習の前段階として、
筋トレや走り込みなど、
基礎練習を地道に積み重ねることで、
サッカーができる体を作っていく。
実は、
カウンセリングで自分を変える取り組みも、
同じだったりします。
地道に心の土台を整えることを
実践して始めて、
その上にゆるぎない変化を、
積み上げることができます。
実際に、
自分の身体と心にスキルを使ってみて、
どうなったか、
何を感じたのか。
自分だけの体験を振り返ってみる。
メンタルスキルは体験を通してしか、
本当の意味で理解はできなかったりします。。。
「う～ん、、、
ちょっと意味がよくわかりません、、、」
と思われたかもしれません。
そう思ったなら、
実は自分の世界を広げるチャンス！です。
今までの自分の人生には存在しなかった考え方なので、
抵抗が出てくることが多いです。
好奇心と興味を持って、
いったん受け入れてみる。
いったん受け入れてやってみて、
どう感じるのか、自分を観察してみる。
そして、
自分のものにした後で、
それを使い続けるかどうかを決める。
こんな感じの
【柔軟性】
を発揮できると、
自動的に変化、成長し続けるので、
半年、１年、３年、、、と経つうちに、
人生は大きく変わっています。
ちょっと長くなりましたが、
カウンセリングを受けて変わる、というのは、
感じ方や受け止め方、反応が変わるということ。
そのためには、
理論よりも体験が大事。
自分のありのままの感情を感じる、
身体の感覚を感じる、
こういう【感じる力】を取り戻して、
初めて感じ方のレベルで変化が起きてきます。
ただ、、、、
幼少期の辛い経験や、
トラウマなどによって、
【感じることを抑圧】
していて、
【自分の感情がイマイチ分からない】
という方もたくさんいらっしゃいます。
そういう場合は、
身体の感覚や感情を感じると、
抑圧して封印していた過去の嫌な記憶やトラウマ
などが意識に浮上することが
よくあり危険なので、
必ず専門家のガイドのもと、
取り組んでくださいね＾＾
今の辛い状態から抜け出し、
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