🛌 休職・復職について

まずはじめにお伝えしたいこと

休職を考えている方も、
今まさに休職中の方も、
復職に不安を感じている方も……

このページにたどり着いてくださって、
ありがとうございます。


もしかしたら今、
あなたはこんな状態かもしれません。

朝、目が覚めても、
布団から起き上がれない…

身体が、鉛のように重い…

天井をぼんやり見つめながら、
「今日も何もできなかった…」
と、また自分を責めてしまう…

あるいは、

「そろそろ復職しないと…」
と思うたびに、
胸がギュッと締め付けられて、
息ができなくなる…

「また同じことになったら、どうしよう…」
「もう一度倒れたら、今度こそ終わりだ…」

そんな恐怖が、
ふとした瞬間に襲ってきて、
眠れなくなる夜もあるかもしれません。。

もし、あなたが今、
そんな苦しさの中にいるなら……

どうか、知っておいてほしいことがあります。


私自身も、
10年の間に、
3度の休職を経験しました。

システムエンジニアとして働いていた頃、
職場の人間関係に疲れ果て、
心も身体も限界を迎えました。

朝起きられなくなり、
涙が止まらなくなり、
ついには会社に行けなくなりました。

1度目の休職。
「もうダメかもしれない」と思いました。

でも、休んでいるうちに
少しずつ元気が戻ってきて、
「今度こそ大丈夫」と復職しました。

けれど……

また、同じことが起きました。

2度目の休職。
「やっぱりダメだった」と絶望しました。

それでも、また休んで、
少し回復して、復職して……

そして3度目。

さすがにこのときは、
本当に怖かったです。

「自分は、もう二度と
まともに働けないんじゃないか…」

「転職しても、
どうせ同じことを繰り返すに決まっている…」

「人と関わらずに生きていきたい。
いや、もう、全てから逃げたい…」

今では考えられませんが、
当時は本気でそう思っていました。

未来が、
全く見えなかったんです。


だから、今のあなたの気持ちが、
痛いほどわかります。

布団から出られない絶望も、
何もできない罪悪感も、
「いつ治るの?」と聞かれる恐怖も、
「また再発するかも」という不安も……

全部、私も経験してきました。

だからこそ、
伝えたいことがあるんです。

あなたが今感じている苦しさは、
あなたの心が弱いからではありません。

あなたが「甘えている」からでも、
「根性がない」からでもありません。

あなたがこれまで、

限界を超えてもなお、 歯を食いしばって戦い続けてきた

その証拠なのです。

まだ働いているけど、もう限界…という方は、
適応障害・うつについても合わせてご覧ください)

あなたの身体が「ストップ」をかけた理由

「もっと頑張らなきゃいけないのに、
身体が動かない…」

そうやって、
自分を責めてしまっていませんか?

「みんな普通に働いているのに、
なぜ私だけ…」

「こんなに休んでいるのに、
まだ治らないなんて…」

「私は、ダメな人間だ…」

もし、そんな考えが
頭の中をグルグル回っているなら……

少しだけ、
視点を変えてみてほしいのです。

電気を使いすぎると、
ブレーカーが落ちて、
家中が真っ暗になりますよね。

これは故障ではありません。

むしろ、
「このまま使い続けたら火事になる」
と判断した安全装置が、
家を守るために働いてくれたのです。

あなたの身体も、同じです。

過酷な環境の中で、
休む間もなく戦い続けてきたあなたの神経が、

「これ以上は、命に関わる」

と判断して、
強制的にスイッチを切ってくれたのです。

つまり、
今の「動けない状態」は、

あなたの身体が正常に機能して
あなたを守ろうとしてくれている姿なのです。

ブレーカーが落ちたことを責めても、
意味がありませんよね。。

電気を使いすぎていた自分を責めても、
ブレーカーは上がりません。

必要なのは、
まず充電すること

使いすぎていた原因を見つけて、
少しずつ修正していくこと。

今のあなたに必要なのも、
まさにそれなのです。


もう一度、伝えさせてください。

休んでいる自分を、
責めなくていいのです。

むしろ、
ここまで頑張ってきた自分を、
少しだけ労ってあげて欲しいな、、と思います。

「よく、ここまで耐えてきたね…」

「もう、そんなに頑張らなくていいよ…」

もしできそうでしたら、心の中で、
そう声をかけてあげてみて欲しいな、、と思います。

休職中に「やらなくていいこと」

休職中、
こんなことを考えていませんか?

「早く治さなきゃ…」

「何もしていない自分は、価値がない…」

「せっかく休んでいるんだから、
何か意味のあることをしなきゃ…」

「散歩くらいはしないと…」

「資格の勉強でもしようかな…」

その気持ちは、
よくわかります。。

何もしていない自分が許せない。
時間を無駄にしている気がする。
焦りで、胸がザワザワする。

でも……

今のあなたに必要なのは、
「何かをすること」ではありません


バッテリーがゼロになったスマホを、
いくらタップしても動きませんよね。。

まずは充電しないと、
何も始まらないのです。

今のあなたの身体は、
まさにその状態。

だから、
無理に何かをしようとしなくていいのです。


やらなくていいことリスト:

  • 「早く治そう」と焦らなくていい
  • 「何かしなきゃ」と思わなくていい
  • 散歩に行けなくても、自分を責めなくていい
  • SNSで元気そうな人を見て、落ち込まなくていい
  • 「いつ戻れるの?」という質問に、答えられなくていい
  • 休んでいることに、罪悪感を感じなくていい

もちろん、
これを読んでも
すぐに罪悪感が消えるわけではないと思います。

それくらい、
あなたは「頑張ること」を
自分に課してきたのですから。

でも、
頭の片隅に置いておいてください。

「今は、何もしなくていい時期」

なんです。

私が3度の休職を繰り返した理由

ここで、
少しだけ私自身の話をさせてください。

私は3度、休職を繰り返しました。

1度目のとき、
「休めば治る」と思っていました。

確かに、
2〜3ヶ月休んでいるうちに、
少しずつ元気が戻ってきました。

「もう大丈夫かも」
「今度こそうまくやれる」

そう思って復職しました。

でも、
また同じことが起きました。


2度目のときも、同じでした。

休んで、
少し回復して、
「今度こそ」と復職して……

でも、
半年もしないうちに、
また倒れてしまいました。

そのとき、
ようやく気づいたのです。

「休むだけでは、 根本的には何も変わっていない」

ということに。


なぜ、
何度も同じことを繰り返してしまったのか。

それは、
「自分のパターン」
変わっていなかったからです。

  • 人の目を気にしすぎる
  • 嫌われるのが怖くて、NOと言えない
  • 期待に応えようとして、無理をしてしまう
  • 疲れていても、休めない
  • 自分より相手を優先してしまう

これらの「守り方のパターン」が、
何も変わっていなかったから、

休んで元気になっても、
同じ環境に戻れば、
また同じことが起きてしまったのです。


4度目の休職がなかったのは、
この「パターン」に、
ようやく取り組むことができたからでした。

環境は、
実はあまり変わっていませんでした。

相変わらず、
分かり合えない上司はいたし、
無茶ぶりするお客さんもいたし、
イライラすることは毎日ありました。

でも、
私自身が変わったのです。

だから、
同じような環境でも、
同じことにはならなかったんです。


もし、あなたが
「休んでいるのに、なかなか良くならない」
「復職しても、また同じことになりそうで怖い」
と感じているなら……

それは、
まだ「変えられる部分」
取り組めていないからかもしれません。

あなたの神経で、何が起きているのか

では、なぜ私たちは
あんなにも追い込まれてしまうのでしょうか。

そして、休んでいるのに
なかなか回復しないのは、
なぜなのでしょうか。

それを理解するために、
少しだけ神経の仕組みについてお話しします。


私たちの神経には、
危険から身を守るための
「3つのモード」があります。

🟢 つながるモード(安心)

ホッとして、
心も身体もゆるんでいる状態です。

呼吸が深くなり、
人と穏やかにつながれて、
「安心だな…」と感じられます。

本来、
私たちはこのモードで
生活できるはずなのです。

🔴 うごくモード(警戒)

「戦うか、逃げるか」の状態です。

心臓がドキドキしたり、
身体に力が入ったり、
常に周りを警戒しています。

職場で
「頑張らなきゃ」
「期待に応えなきゃ」
「ミスしたら終わりだ」
と緊張し続けている状態は、

この🔴モードが
ずっとオンになっている状態です。

🔵 かたまるモード(シャットダウン)

恐怖が強すぎて、
動けなくなっている状態です。

頭がボーッとしたり、
感情がスッと消えたり、
「何も感じない」状態になります。

休職に至るほど
追い込まれた状態というのは、

🔴でエンジンをふかし続けた結果、
燃料が尽きて、
🔵に落ちてしまった状態なのです。


今のあなたは、どの状態でしょうか?

休職中で、
何もする気力がないなら……

あなたの神経は、
🔵モードでシャットダウンしている
可能性があります。

復職のことを考えると
胸が苦しくなるなら……

あなたの神経は、
🔴モードで警戒信号
出し続けています。

どちらの状態も、
あなたを守るための反応です。

「危険だ」と感じているから、
身体がブレーキをかけているのです。


では、どうすれば
この状態から抜け出せるのでしょうか。

答えは、
🟢(安心モード)を育てることです。

🔵を直接「治そう」としても、
🔴を「抑え込もう」としても、
うまくいきません。

そうではなく、
🟢の時間を少しずつ増やしていくこと。

それが、回復への第一歩なんです。

復職への不安 〜 「また同じことになるかも」という恐怖

「そろそろ復職しないと…」

そう思うたびに、
胸がギュッと締め付けられる。

「また同じことになったら、どうしよう」
「前の職場に戻るのが、怖い」
「転職しても、また同じことを繰り返すかも」

そんな不安が、
ふとした瞬間に襲ってきて、
夜も眠れなくなる……。

もし、そんな状態なら、
まず伝えたいことがあります。


その不安を感じることは、 とても自然なことです。

むしろ、
不安を感じる方が、正常です。

だって、
一度あんなに辛い思いをしたのですから。

「もう二度とあんな思いはしたくない」
と身体が警戒するのは、
当然のことなのです。


問題は、
不安を感じることではありません。

問題は、
「同じパターン」のまま復職すること
です。

🟢(安心モード)が育っていない状態で、
同じ環境に戻れば、
また同じことが起きる可能性は高いです。

でも、逆に言えば……

🟢をしっかり育てて、
自分の「守り方のパターン」を変えることができれば、

同じ環境でも、 違う結果になるのです。

私自身が、
その証拠です。

回復への道のり 〜 まず「安心🟢」を育てる

「早く治さなきゃ…」
「早く復職しなきゃ…」

その焦りは、
よくわかります。

でも、今あなたに必要なのは、
「もっと頑張れる自分」になって、
「元の無理な生き方」に戻ることではありません。

そうではなく、

生きづらさの根っこにある
「パターン」や「傷」をケアすることで、

「もう、無理をして頑張らなくてもいい自分」へと、
生まれ変わっていくことです。

当ルームでは、
独自の「神経の地図」に基づき、
身体が安心できる「順番」で進めていきます。

一息つく時期(まずは休む)

この時期は、「とにかく休むこと」です。

「早く治そう」と焦って
何かをする必要はありません。

散歩に行く必要も、
本を読む必要も、
ありません。

バッテリーがゼロのスマホを
再起動させようとしても動かないように、
まずは充電が必要な時期です。

安心を貯める時期(🟢を育てる)

少しずつエネルギーが戻ってきたら、
次は🟢を育てる時期です。

「心地よい」「ホッとする」という感覚を、
身体に少しずつ思い出させてあげます。

カウンセラーという
「安全な他者」との関わりの中で、

「否定されない」
「受け止められる」
「急かされない」

という体験を重ねることで、
「ここは安全だ」と
身体に学習させていきます。

傷を癒やす時期(トラウマケア)

🟢の土台が十分に育って初めて、
過去の傷(トラウマ)に触れに行きます。

  • なぜ、NOと言えないのか
  • なぜ、人の目が気になりすぎるのか
  • なぜ、休むことに罪悪感があるのか

その根っこにある
「守り方のパターン」や
「幼い頃の記憶」を、

安全な場所で、
丁寧にケアしていきます。

【重要】順番を間違えないでください

もし、あなたがこれまでカウンセリングを受けて、良くならなかったり、かえって余計に辛くなってしまった経験があるなら……。

それは、「安心」が育っていない段階で、無理に過去の傷を掘り返してしまったからかもしれません。

トラウマの解放は、安心の土台ができてから。この「順番」を守ることが、何より大切です。

そして、
🟢が育った状態で復職することと、
🟢がないまま復職することでは、

結果が全く違ってきます。

「話すだけ」では届かない場所へ

あなたへの負担を最小限にする、安全な技術があります。

休職に至るほどの疲弊や、
復職への恐怖は、

言葉になる前の 「身体の感覚(神経の反射)」 として
残っていることが多いものです。

胸がギュッと締め付けられる感じ。
喉の奥がキュッと詰まる感じ。
全身がズーンと重くなる感じ。

こうした反応は、
頭で「大丈夫」と思おうとしても、
なかなかコントロールできません。

だからこそ、

「辛かったですね」
とただお話を聞くだけのカウンセリングや、

「こう考えましょう」
という認知療法だけでは、なかなか届かないことがあります。

当ルームでは、

  • ポリヴェーガル理論 (自律神経の仕組み)
  • ソマティック・アプローチ (身体感覚への働きかけ)
  • パーツ心理学 (心の中にいる『さまざまな自分』との対話)

といった、
トラウマケアの知見に基づいた手法を
取り入れています。

難しい言葉に聞こえるかもしれませんが、
やることはとてもシンプルで優しいものです。

無理にポジティブに考え直そうとしたり、
辛い記憶を無理やり話させたり、、、、

といった、
あなたの心に負担をかける方法はとりません。

言葉になる前の「身体の感覚」や、
奥底で震えている「幼い頃のあなた」に、
安全な方法でアプローチすることで、

「頑張らなくても、自然と緩んでいく」

そんな、身体にやさしい回復を目指しています。

メンタルクリニック・リワークとの違い

「心療内科やメンタルクリニックに通っているけど、
それだけでいいのかな…」

「会社からリワークを勧められたけど、
カウンセリングとは違うの?」

そんな疑問をお持ちかもしれません。

それぞれの役割を、
簡単にご説明しますね。

メンタルクリニック(心療内科・精神科)

主に「診断」と「お薬による治療」を担います。

うつ状態や適応障害の診断書を出してもらったり、
眠れない・気分が落ち込むといった症状を
お薬で和らげてもらうのが中心です。

休職中の方にとっては、
「まず症状を安定させる」ために
とても大切な存在です。

リワーク(復職支援プログラム)

主に「復職に向けた準備と訓練」を担います。

決まった時間に起きて通所する練習をしたり、
仕事に近い作業を行ったりして、
「働く生活リズム」を取り戻すことが中心です。

復職直前の方にとっては、
「職場復帰の予行演習」として
役立つ場合があります。

当ルームのカウンセリング

主に「根っこにあるパターンや傷のケア」を担います。

なぜ追い込まれてしまったのか。
なぜ、休んでも同じことを繰り返すのか。

その根本にある
「自分の守り方のパターン」や
「心の深いところにある傷」に取り組みます。

「また同じことにならないように、 自分自身を変えていく」ための場所です。

あなたの「望み」で選ぶ

これらは「どれが正解」というものではなく、
あなたが何を望んでいるかで変わってきます。

あなたの望み向いている場所
今すぐ安定させたいまずクリニック
元の職場に戻れればいいリワーク(+再発を防ぎたいなら当ルームも)
もう同じことを繰り返したくない当ルーム

組み合わせて使うことで、
より確実に、
再発しにくい回復を目指すことができます。

(それぞれの違いをもっと詳しく知りたい方は、
メンタルクリニック・リワーク・カウンセリングの違い」もご覧ください)

さいごに

ここまで読んでくださって、
ありがとうございます。

あなたは、
十分すぎるほど頑張ってきました。

誰よりも責任感が強くて、
誰よりも周りに気を遣って、
誰よりも自分に厳しくて……

だからこそ、
ここまで追い込まれてしまったのだと、私は思います。

休職は、終わりではありません。

むしろ、
新しい自分を始めるための、 大切な準備期間です。

「もう無理をしなくていい自分」
「安心を土台に、自分らしく働ける自分」

そんな自分に生まれ変わるための、
スタートラインに立っているのです。

だから、焦らないで欲しいな、、と思います。

今は、充電の時期。

そして、準備ができたら、
一緒に「変えられる部分」に
取り組んでいきましょう。

一人で抱え込まず、まずは
「心の仕組み」を知ることから

休職・復職の問題は、
根が深く、
解決には時間がかかることもあります。

回復の途中では、
行ったり来たりすることも
あるでしょう。

だからこそ、
まずは焦らず、

ご自身の身体の中で起きている
「防衛反応の仕組み(地図)」を
知ることから始めてみませんか?

「やすんでいるだけ」
から、
「自分を変える準備」
へ。
仕組みがわかるだけでも、
「自分はおかしくなったわけでは
なかった」
「性格のせいじゃなかった」
「身体が必死に守ってくれていたのか…」

と、少しだけ呼吸が深くなるかも
しれません。

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