目次
適応障害・うつと診断された、あるいは「そうかも」と感じているあなたへ
朝、どうしても起き上がれない。
身体が、鉛のように重い……。
「会社に行かなきゃ」 と
頭では分かっているのに、
涙が止まらなくなったり、
玄関で動けなくなってしまったり。
あるいは、 休職しているのに、
「みんな働いているのに、私だけ……」
と、罪悪感で押しつぶされそうに
なっているかもしれません。
もし今、あなたが
そんな状態で苦しんでいるなら、
信じてほしいことがあります。
それは、
あなたの心が弱いからでも、
甘えているからでもありません。
あなたがこれまで、
「限界を超えてもなお、歯を食いしばって戦い続けてきた」
その証明だと、私は思っています。
というのも、、私自身も、
システムエンジニアとして働いていた頃、
10年の間に3度の休職を経験しました。。
だから、
身体が動かなくなる恐怖や、
天井を見つめるだけの時間の長さが、
痛いほどわかります。。
あなたは、
本当に、よく頑張ってこられましたね。
あなたの身体で、何が起きているのか?
「もっと頑張らなきゃいけないのに、身体が動かない…」
そうやって、
自分を責めてしまっていませんか?
当ルームでは、
適応障害やうつを「メンタルの病気」 としてではなく、
「神経による緊急の防衛反応 (強制シャットダウン)」
として捉えています。
電気を使いすぎると、
火事になる前にブレーカーが落ちて 家を守りますよね。
あなたの神経も、同じです。
過酷な環境や、
終わりのないプレッシャーの中で、
「これ以上戦ったら、命に関わる」
そう判断したあなたの身体が、
あなたを守るために、
強制的にスイッチを切ってくれたのです。
つまり、今の「動けない状態」は、
あなたの身体が正常に働いて、
あなたを守ろうとしてくれている姿だったりします。
そして、
あなたの今の状態は、
エネルギーの残量によって
大きく2つに分けられます。
「会社から離れると元気だけど、会社のことを考えると動けなくなる」。
これは、あなたの神経が「会社=猛獣がいる危険な場所」と認識し、全力で「そこから逃げろ!(回避)」と命令を出している状態です。
まだエネルギーが残っているので、安全な場所(趣味や家庭)では動くことができます。
これは「サボり」ではなく、危険から身を守るための正常な動物の本能です。
「お風呂に入るのも億劫…」
「好きだったことさえ楽しめない…」
これは、長く続いた戦いによって、あなたのエネルギーが完全に枯れてしまった(ガス欠)状態です。
もうこれ以上エネルギーを使うと生命維持ができなくなると判断した神経が、全身の機能を最小限にする(冬眠モード)に入っています。
どちらの状態であっても、
今のあなたに必要なのは、
「頑張ること」ではありません。
「何もしないこと」を、
自分に許してあげることです。
なんですが、、、
これが難しいからこそ、
今の苦しさや症状があるんですよね。。
なぜ、ここまで追い込まれてしまったのか
「同じ職場環境でも、平気な人は平気なのに…」
そうやって他人と比べて、
以前の私と同じように
落ち込んでいませんか?
あなたが倒れてしまった本当の理由……。
それは、あなたが弱かったから、
ではありません。
むしろ、
「誰よりも責任感が強く、
過剰に頑張りすぎてしまうクセ(過剰適応)」
を持っていたから、かもしれません。
かつての私も、そうでした。
感情を感じてしまうと辛いから、
「仕事だから」
「責任があるから」
という 「思考(論理)」の鎧で自分の心を縛り付け、
ボロボロになるまで働き続けてしまいました。
その結果、その裏では、
神経は何十年もの間、
🔴アクセルをベタ踏みにして
走り続けていたんです。。
ここで、
少しだけ 振り返ってみて欲しいのですが。。。
あなたが今回、
限界まで頑張り続けてしまった背景には、
こんな「心のクセ」が隠れてはいなかったでしょうか?
- 「期待には絶対に応えなきゃいけない」(相手の顔色が怖くて、断ることができない)
- 「ここに居るためには、役に立たなきゃいけない」 (ありのままの自分には価値がないと感じる)
- 「攻撃されても、逃げずに耐えてしまう」 (怒鳴り声や理不尽な扱いに、身体がすくんで動けなくなる)
これらは、あなたの性格のせいではありません。
もしかしたら、
過去の職場でのハラスメントや、
幼い頃の家庭環境の中で、
「そうしないと生きられなかった(愛されなかった)」
という、
深く傷ついた記憶……
つまり「トラウマ」が根っこにあるから、
なのかもしれません。
長年抱えてきたその「傷」や
「無理な守り方(鎧)」が、
今の職場のストレスと共鳴して、
「もう、その守り方では限界だよ!」
「もう、その古傷を治してあげてよ!」
と、悲鳴を上げている……。
つまり、今の「動けない」という症状は、
単なる病気や疲れではなく、
「生き方を変えてほしい!」
という、
あなたの身体からの、
必死の叫びなのです。
回復のための「3つのステップ」
「早く治さなきゃ…」
「早く戻らなきゃ…」
と焦る気持ちは、
痛いほどわかります。。
でも、
今のあなたの身体が求めているのは、
「もっと頑張れる」ようになって、
「元の無理な生き方」に戻ることではなく、
生きづらさの根っこにある
「トラウマ(心の傷)」をケアすることで、
「もう、無理をして頑張らなくてもいい自分」
へと、生まれ変わっていくことです。
当ルームでは、 独自の 「神経の地図」 に基づき、
身体が安心できる「順番」で、その道のりを進んでいきます。
この時期は、「とにかく休むこと」 です。
「早く治そう」と焦って何かをしたり、散歩をしたりする必要さえありません。
バッテリー切れのスマホを再起動させようとしても動かないように、まずは充電が必要です。
「心地よい」「ホッとする」感覚を、身体に少しずつ思い出させてあげる時期です。
カウンセラーという「安全な他者」との関わりの中で、「否定されない」「受け止められる」という体験を重ね、「ここ(カウンセリングの場)は安全だ」と身体に学習させていきます。
安心の土台が十分に育って初めて、過去の傷ついた記憶(トラウマ)に触れに行きます。
生きづらさの原因となっていた、幼い頃の記憶や、ハラスメントの傷などを、大人のあなたが、過去の傷ついた自分を保護し、統合していくプロセスです。
【重要】順番を間違えないでください
もし、あなたがこれまでカウンセリングを受けて、良くならなかったり、かえって余計に辛くなってしまった経験があるなら……。
それは、「安心」が育っていない段階で、無理に過去の傷を掘り返してしまったからかもしれません。
トラウマの解放は、安心の土台ができてから。この「順番」を守ることが、何より大切です。
「話すだけ」では届かない場所へ
思考ではなく、身体から緩めていくアプローチ
「考え方を変えなきゃ(認知療法)」
「ポジティブにならなきゃ」
うつ状態のときにそう思っても、
うまくいかずに、
余計に苦しくなったことはありませんか?
それは当然のことです。。
なぜなら、今のあなたの神経は
「緊急モード(防衛反応)」に入っているため、
思考を司る脳のエリアが、
働きにくくなっているからです。
だからこそ、当ルームでは、
無理に考え方を変えようとはしません。
- ポリヴェーガル理論 (自律神経の仕組み)
- ソマティック・アプローチ (身体感覚への働きかけ)
- パーツ心理学 (心の中にいる『さまざまな自分』との対話)
といった手法を使い、
言葉になる前の「身体の感覚」や
「張り詰めた神経」に直接アプローチすることで、
「頑張らなくても、自然と緩んでいく」
そんな、身体にやさしい回復を目指しています。
一人で抱え込まず、まずは
「心の仕組み」を知ることから
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