【記事を公開しました】⚡️感情のフラッシュバック・トラウマについて

「体は生きてるのに、死んでるみたいでした」

前回、
「心の家」の話をしました。

ずっと住んできたのに、

一度も灯りが
ついたことのない部屋。

「私はダメだ」という声は、

その暗い部屋の中から
聞こえてくるのかもしれない、

という話でした。

今日は、

その暗い家の中に
実際に住んでいた方の
お話をさせてください。

(ご本人の了解をいただいています。
 お名前や細かい部分は
 変えてありますが、

 言葉は、できるだけ
 そのままお伝えしますね)

・・・

以前、
カウンセリングに
来てくださっていた、

ある女性の方です。

その方は、
申し込む前の頃のことを、

こんなふうに
話してくれました。

「体は生きているけど、
 なんだか死んでいる、
 という感じでした」

「もう、
 居場所がないなって」

そして、
少しだけ間をおいて、

こう続けたんです。

「生きていたくない。

 でも、
 そうする勇気もない。

 モヤモヤした気持ちのまま、

 助けてくれる人を探して、
 彷徨っていました」

、、、読んでいて、
胸のあたりが
苦しくなった方も
いるかもしれません。。。

少しだけ、
そのまま聞いてください。

外から見たら、
その方は、

朝起きて、
仕事に行って、

ちゃんと
「生活できている人」
だったんです。

でも家の中は、
真っ暗でした。

体は動いているのに、

肝心の「私」のほうは、
どこにいるのか
分からない。。

前回の言葉で言うなら、

家じゅうの灯りが
消えていた時期、

だったのかもしれません。

そして、
暗い家に住んでいる人が
そうなってしまうように、

その方も、
自分をこう診ていました。

「自分の考え方のほうが、
 問題なのかな」

、、、もう
お気づきですよね。

暗い部屋の中で、
勝手に湧いてくる、

あの声です。

ここからが、
今日いちばん
お伝えしたいところです。

その方は、
何もしなかったわけでは、
ぜんぜん、ないんです。

むしろ逆で、、、

必死に、
探し回っていたんです。

検索して、
読んで、
試して。

合わないと分かったら、
また別の場所を探して。

「私はアダルトチルドレン
 なのかもしれない」

と、自分の生きづらさに
名前がつくところまでは、
たどり着いていました。

今なら、
もっと簡単かもしれません。

AIに聞けば、
すぐに、丁寧な答えが
返ってくる時代です。

それは本当に
すごいことだと
思うんです。

自分に何が起きているのか、

「分かる」

は、昔より
ずっと手に入りやすく
なりました。

でも、、、

その方の家は、
暗いままだったんです。

「分かる」は
増えていくのに、

部屋の暗さは、
そのままで。。

「分かる」と「変わる」は、

どうも、
別のことみたいなんです。

じゃあ、
その方はどうやって、
最初の一歩を
踏み出せたのか。

ここが、
私はとても
好きなところなんです^^

申し込む前のことを
聞いてみたら、

その方は
こう言いました。

「初めて椎名さんの顔を見たとき、

 なんとなく、
 大丈夫そうって
 思ったんです。

 なんとなく、
 本当に(笑)」

理屈じゃ、
なかったんです。

頭で比較して、
検討して、
納得して、

ではなくて、

「なんとなく、大丈夫そう」

それだけ
だったんです。

じつは、、、

これ、
いいかげんな話では
なくてですね。

安心って、
頭で「安全だ」と
分かるものではなくて、

身体さんが先に、

「ここは大丈夫かも」

「この人は大丈夫かも」

と感じ取るもの
だったりするんです。

暗い家の中で
さまよっていたその方の
身体さんが、

小さな灯りの気配を、
先に見つけてくれたのかも
しれません。。

その方が
その後どうなったのか、

今日は全部は
書かないでおきますね。

ひとつだけ
お伝えするなら、、、

1年後、
その方はセッションの中で、

泣きながら、
こう言ったんです。

「悲しくて泣くんじゃなくて、

 ほっとして、
 泣いてるんです」

暗い家にも、
灯りは、つくんです。

・・・

もし、
ここまで読んで、

「居場所がない、って、
 私も思ってる」

「私も、体だけで
 生きてる気がする」

と、どこかが
ちくっとしたなら、

それはあなたが
おかしいからでは、

ぜんぜん、
ないんです。

それだけ長いあいだ、
暗い部屋の中で、

ひとりで
がんばってきた、

ということなの
だと思います。

(もし今が本当にしんどくて、
 毎日を過ごすだけで
 精一杯という時期でしたら、

 どうか無理をしないで、
 医療や休むことを
 先にしてくださいね)

今日も、
ひとつだけ。

さきほどの方は、

「助けてくれる人を探して、
 彷徨っていた」

と話してくれました。

探すことは、

弱さでも、
甘えでも、
ないんです。

もし、あの声が

「人に頼るなんて」

と言ってきたら、

心の中で、

「探しても、いいのかも」

と、つぶやいてみてください。

まだ、
探さなくてもいいんです。

ただ、

「探してもいいのかも」

と思ってみるだけで、
今日は十分です^^

次回は、
私自身の話をさせてください。

先日のメールで、

「私にも、この声が
 大音量で鳴り続けていた
 時期があります」

と書いたのですが、、、

私は10年のあいだに、
3度、
同じ暗闇に落ちています。

どうして3度も
落ちたのでしょうか・・・

その理由が分かったのは、
ずいぶん後のこと
だったんです。。

それでは、
今日も心と身体に
意識を向けながら
お過ごしくださいね^^

椎名

動画で学ぶ「心の仕組み」(有料)

苦しさの「正体」がわかる、
神経の地図(基礎編)

「なぜ、こんなに辛いんだろう…」
その理由は、あなたの性格ではなく「神経の仕組み(防衛反応)」にありました。

意志の力で感情を抑え込むのは、もう終わりにしませんか?
ポリヴェーガル理論に基づき、あなたの心で起きていることを解き明かす「心の地図」を、動画で分かりやすく解説します。

  • 自宅でリラックスして視聴可能
  • 顔出し不要・視聴期限なし
  • 講師へのメール相談サポート付き
講座の詳細を見る

※有料講座のご案内ページへ移動します